人事異動のご挨拶例文
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社内人事異動にて、これまでお世話になった方へのご挨拶をすることがあります。通常、改まった通知は封書で行いますが、異動の通知についてはハガキが使われることがほとんどです。スペースの都合もあり、上手くまとまった文章を書くことができない人も多いのではないでしょうか。コツは「異動の事実」「これまでの御礼」「今後の意気込み」「締め文」を簡潔に書くことです。
取引先関係者へお送りする異動ご挨拶の例文
さて、私こと、去る4月1日の人事異動にて、本社営業部より本社経理部勤務を命ぜられました。
営業部在籍中は、公私にわたり格別のご芳情を賜り、誠にありがとうございました。
ここに改めて厚く御礼申し上げます。
経理部におきましても、これまで同様職務に専心する所存でございます。
今後もなお一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
まずは略儀ながらご挨拶のみ申し上げます。
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人事異動挨拶文のポイント
人事異動の挨拶文には、いくつかのポイントがあります。そのポイントを押さえておくことで、今後の仕事でも繋がりが保てることも多いものです。せっかくできたご縁が、異動をきっかけに途絶えてしまわないように気を配りましょう。
部署・役職
前に所属していた部署と役職、今回新しく所属することになった部署と役職、を明確に記します。
部署や役職というのは、相手にとってあやふやであることも多いものです。
これを機に「今まで何をやっていて、今後は何をすることになった」ということを改めて伝えておきましょう。
この人事異動の通知をきっかけに新しい仕事に繋がることもあります。
送付時期
人事異動が正式に決まったら、あるいは異動をしたら早々に、できるだけ早い段階で送付します。
これは先方との業務上の行き違いを防ぐためです。
異動が決まったらすぐに準備をして一斉に送付できるようにしておきましょう。
封書・ハガキ
人事異動の通知に限らず、仕事上の通知は本来封書でお送りするものです。
しかし、人事異動については若干例外と考えられており、ハガキでの通知も許容されています。
人事異動の通知と一緒に、これまでの御礼や今後のことについて細かく伝えたいことがある場合は封書にしましょう。
一筆加える
多くの方へお送りする場合は印刷をすることになりますが、最後に一文だけでも手書きでご挨拶を書き加えると、さらに良い印象を持ってもらえます。
先の例文であれば「経理の仕事は初めてですが、何事も勉強と思い力を尽くします」などが良いでしょう。
先方との思い出や、印象に残っていることなどを書いても喜ばれます。
ただし、ハガキで送る場合は、手に取ったすべての人が内容を見ることができますので、先方にとって都合の良くないことを書かないようにしましょう。
こちらにとっては笑い話でも、先方にとってはとても困ることもあります。
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