末筆ながら の例文10パターン(意味と類語)
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「末筆ながら」の意味と使い方
末筆とは、文書の末尾に記す締めくくりの文言のことで、現代では主に手紙の結びの意味で用いられます。「ながら(乍ら)」は、「~だけれども」という意味の助詞の一種です。従って、「末筆ながら」は「最後になりましたが」という意味合いであり、ビジネスレターの結びで書き出しの言葉としてよく用いられます。
ビジネスレターの結びでは、業務上の連絡事項が内容の場合、以上のことをよろしくお願いしますといった依頼の意味の簡単な言葉で結ぶことができます。しかし、挨拶状・礼状などでは、そうは行きません。本文の内容とは無関係な相手の健康・繁栄などを祈念する言葉や、親交・支援などを願う言葉で結ぶことが一般的です。その唐突な文章の流れの変化を可能にしてくれるのが、「末筆ながら」という便利な言葉です。「末筆ながら」は敬語ではありませんが、敬体(です・ます調)での使用例と類語表現の例文を紹介します。
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末筆ながら の例文
末筆ながら、貴社のご発展と吉田様のご健勝をお祈り申し上げます。
末筆ながら、貴社益々のご隆盛をお祈り致しますとともに、倍旧のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
末筆ながら、今後とも変わらぬご愛顧とご支援のほどお願い申し上げます。
末筆ながら、今後とも末永いお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、今後ともご指導ご鞭撻のほど重ねてお願い申し上げます。
末筆ながら、寒さが厳しくなって参りましたので、何卒ご自愛のほどお願い申し上げます。
末筆ながら、ご多忙とは存じますが、くれぐれも御身お大事にてご活躍ください。
末筆ながらの類語 の例文
最後になりましたが、今後とも変わらないお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、貴社益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
最後になりましたが、吉田様ならびに皆様のご活躍とご健康を心よりお祈り致します。
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