弁解（謝罪/お詫び）の例文（送金遅延・値下げ要請）

拝復　仲秋の候、貴社におかれましては益々ご隆盛のこととお喜び申し上げます。日頃より格別のご愛顧を賜り、暑くお礼申し上げます。
　さて、本日10月納品代金のご請求書を拝受いたしました。
　つきましては誠に恐縮ですが、今回の送金に関してお願いがございます。実は期日の11月15日までにお支払いすることが非常に困難な状況となっております。何とか12月初旬までご猶予いただきたく、本状にてお願い申し上げる次第です。
　送金遅延の理由は、申し上げにくいことですが、弊社のいくつかの取引先が苦境に陥りまして、弊社としても売掛金の回収に苦慮している状況です。
　誠に勝手を申しまして恐縮ですが、何卒今回ばかりは送金の遅延をご容赦いただき、貴社のご高配を賜りたく存じます。
　まずはお詫びかたがたお願いまで申し上げます。

株式会社寺田工業
寺田一様

拝復　時下ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り心より御礼申し上げます。
　さて、2月7日付の貴信を拝読いたしました。当社見積り価格に対する貴社の値引き要請につきまして、何卒ご容赦いただきたくお願い申し上げる次第でございます。
　近年、全社でコスト削減に取り組んでおりますが、原材料高騰が続き、現在の価格でも利益がほとんど出ていない状態です。
　つきましては、貴意に添えず誠に恐縮ですが、これ以上の値引きは何卒ご勘弁くださいますようお願い申し上げます。
　取り急ぎご回答まで。