よろしく の意味・使い方と例文

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よろしく の意味・使い方と例文

「よろしく」 の意味と使い方

よろしく」(宜しく)は、漢文の読み下しで「よろしく ~ べし」、「よろしく ~ すべし」と読み、当然必要を意味する副詞です。現代ではそれほど強いニュアンスではありませんが、「適当に」、「具合よく」、「ほどよく」などの意味で、文書上でも会話でもよく使われます。

また、「よろしくお願いします」という依頼の意味の挨拶用語として使用されるほか、「よろしくお伝えください」という意味で第三者への伝言を相手に依頼する場合や、「よろしくと申しておりました」という意味で親しい人の気持ちを相手に伝える場合にも用いられます。

なお、「宜」は常用漢字ですが、現在、ビジネス文書では一般に「よろしく」と仮名表記で使用されています。

「よろしく」 の例文

例文) このたびは役員会用資料の作成を快くお引き受けくださり、誠にありがとうございます。ご面倒をお掛けしまして甚だ恐縮ではございますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

例文) この件に関しては、得意先の意向に隔たりがあるだけでなく、社内で複数の部課が関係してそれぞれに異なる見解を持っています。大変デリケートな面がありますので、まず社内の意見統一を図るようよろしく処理してください。

例文) 斉藤は田村様と同窓の東都大学出身ですので、きっとお話が合うのではと思います。気の利かないところもございますが、真面目な男ですので、どうぞよろしくお引き回しのほどお願い申し上げます。

例文) 日頃より弊社カスタマーサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。私は、現在出張中の加藤に代わりお客様のご注文を承ります佐々木と申します。どうぞよろしくお願い致します。

例文) 私は、このたびご病気で療養中の土屋様に代わり世話役を仰せ付かりました高橋と申します。旗田総合法律事務所にて上席弁護士を務めております。どうぞよろしくお願い致します。

例文) 私は、堀内様の身のまわりのお世話をさせていただきます担当介護士の吉田美穂です。快適なご入院生活を送られますよう心をこめて介護に当たります。ご希望のことやお困りのことがございましたら、何なりとお申し付けください。どうぞよろしくお願いいたします。

例文) 先日は大変お世話になりまして誠にありがとうございました。お蔭様で、貴研究所の現状と研究員の皆様のご要望がよく理解できましたので、ご要望に添えますよう努力いたします。所長がご不在でお話しできませんでしたが、どうぞよろしくお伝えください。

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