ご自愛 の例文10パターン(意味と類語)
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「ご自愛」の意味と使い方
自愛とは、「自(おの)ずから愛(いつく)しむ」という漢語です。品行を慎む「自重」や自分の利益を図る「利己」などの意味もありますが、現在では「自分を大切にする」・「自分の体に気をつける」の意味で用いられるケースがほとんどです。
ご自愛という敬語の形では、「お体を大切にしてください」の意味で「ご自愛ください」が書簡・メールなどの結びの定型句になっており、その他、同じ意味の変化形でも結びの言葉としてよく使われます。相手の尊厳や生活・仕事・社会的評価などを損なわないように思い遣る「ご自分を大切になさってください」の意味で用いられることはまずありません。
なお、相手の健康を気遣う文言は、ビジネスレターにふさわしくないと感じられるかもしれません。しかし、少なくとも相手が親しい人物である場合には、私的なレターの場合と同様によく書かれる結びの言葉です。また、季節に関係なく使える「時節柄」や時候に関することなど、健康を気遣う理由となる文言をかならず前に付けてください。そうしないと、病人への見舞いの言葉になってしまいます。
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ご自愛 の例文
炎暑の折、ご自愛くださいませ。 (※最も簡単な結びの言葉です。)
木枯らしの季節となりました。お風邪など召されませんよう、くれぐれもご自愛ください。
時節柄、なにとぞご自愛専一にお願い申し上げます。
インフルエンザが流行っておりますので、ご自愛のほどお願い申し上げます。
遠方にてお伺いすることは叶いませんが、ご自愛のほどお祈り申し上げます。
美味しい秋本番です。カロリーのとり過ぎにお気をつけて、どうぞご自愛なさってください。
ご自愛の類語 の例文
ご多忙の由、くれぐれも御身お大事に。
ご多忙とは存じますが、どうぞお体をお大事に。
時節柄、お体をお大事になさってください。
諸事繁多の折、ご健勝をお祈り申し上げます。
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