ご指導ご鞭撻 の例文10パターン(意味と類語)
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「 ご指導ご鞭撻 」 の意味と使い方
鞭撻(べんたつ)は大変古風な言葉です。鞭のおおもとの意味は「むち」(名詞)ですが、動詞として「むち打つ」と訓読みします。撻も「むち打つ」と訓読みする動詞であり、鞭撻は漢語によくある同義語を重ねた熟語です。本来はむちで打ってこらしめる懲罰の意味か言うことを聞かせる強制・強要の意味で使われたはずですが、そこから転じて立場が上の人からの「激励」や「励まし」を意味する言葉になったものと思われます。スパルタ教育をイメージさせる言葉です。
取引先や上司に対する書簡・メールなどのビジネス文書では、「ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます」という文言やその類似表現が定型句となっています。指導が日常的によく使われる常用語であるのに対し、鞭撻は現在一般に用いられない古語です。同じ漢字熟語であることからこのように併記されていますが、鞭撻が古風な漢語である以上、和語よりも漢語を多用する硬い文章にこそふさわしい言葉です。
ご指導ご鞭撻 の例文
部署は変わりましたが、長年のご交誼に報いるべく尚一層の連携強化に取り組んで参ります。今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
この度は、弊社社員研修を一人の不合格者もなく終了することができました。これもひとえに佐藤先生ならびに講師諸氏のご指導ご鞭撻の賜物と、衷心より御礼申し上げます。
現場業務に不慣れな私でしたが、お陰様にて無事竣工の日を迎えることができました。公私にわたるご指導ご鞭撻の数々に深く感謝いたしております。
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ご指導ご鞭撻 の類語の例文
ご多忙にもかかわらず懇切なるメールをお送りいただき、誠に痛み入ります。力強い激励のお言葉に接し、事業完遂の決意を新たに致しました。
先日の会合では温かい励ましのお言葉を頂戴し、誠にありがとうございました。今後とも折に触れてご教授を賜りますようお願い申し上げます。
先日は弊社新工場の開設式にご出席いただき、ご祝辞まで頂戴いたしまして誠にありがとうございました。思いもかけず身に余るご教示を賜り、恐懼の限りでございます。
本日はたくさんのご声援を頂戴し、胸が熱くなりました。皆様のやさしいお心遣いに心から感謝いたしております。
このたびは貴重なご意見をお寄せくださり厚く御礼申し上げます。今後とも弊社への変わらぬご愛顧とご助言を頂けますようお願い申し上げます。
この度は大変なご迷惑をお掛け致しまして、誠に申し訳ございませんでした。ご丁重なお叱りと激励のお言葉を頂き、スタッフ一同、身の引き締まる思いでございます。
この度のことは、鈴木様のご指摘があればこそ未然に防ぐことが叶いました。今後ともよろしくご差配とご督励のほど衷心よりお願い申し上げます。
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